ビットコインの値動きについて vol.2

年末からつい先日まで急激に値段を下げていたビットコインは50万円台という底値を付けた後、急激に値を戻す展開になりました。そしてオーバーシュート前の水準と思われる、
1bitcoin100万から120万円の間での推移になっています。

この激しい値動きは先の記事で指摘したようにビットコイン先物取引が深く関与しているものと考えられます。

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そもそもビットコインの多くは中国の人々が大量に保有しており、流動性は5パーセント程度と言われています。

そんな中、活発に取引されているがビットコインの先物です。

皮肉ではありますが、ビットコインは先物上場が好材料と受け止められ、昨年の12月中旬にかけて急激に買われました。

大幅に値段が上がりオーバーシュートと考えられる高値を付けたことは、ヘッジファンド等にとって、またとない売り仕掛けのタイミングを得ることになったのです。

先物市場が整備されたことで売り仕掛けをする側はbitcoin自体を保有していなくても、売りから入ることが出来るようになりました。

そうです。

昨年末から売買の自由度は格段に上がっているのです。

先に高値で売却し、安くなったところで買い戻しをすればその差額が利益になります。

しかも先物取引は証拠金の10倍以上のレバレッジをかけて取引することが可能なのです。

50万円台まで値を下げる過程では高値圏内、或いは100万円台で購入した人達の損失確定の狼狽売りも大量に巻き込んだと思料されます。

売り仕掛けをした人達はそれらを尻目に利益確定の買いを入れることになります。

何故???こんなに大きく下がったり上がったりが短期間に起こるのか、上記説明である程度理解いただけたのではないでしょうか。

ビットコインは採用されているブロックチェーン自体に脆弱な部分があります。

量子コンピューティングが確立され世の中に普及するであろう4〜5年先には、現在のように暗号通貨の中心的な存在であり続けることは難しいと思われますが、今後しばらくの間はまだその地位にあり続けるでしょう。

今後、
ビットコインの保有や売買を検討している方々は、ボラティリティの高さの原因の一つが先物取引であることを認識しておくと、ある程度遠目で値動きを捉えることが出来るのではないでしょうか。

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